ひとり親が医療系に転職するときに専門学校や大学へ通えるもの?
医療系のスキルを持っていると、まず食いっぱぐれることはありません。それはひとり親にとってはありがたいことです。しかし、子どもがいる中で医療系の学校へ通えるのでしょうか。その方法をお伝えいたします。
区や市から給付金が出る場合も
医療系は安定した収入が見込めるので、ひとり親に人気の職業のひとつでしょう。そして、募集も多いためにすぐに就職できることも魅力です。
しかし、そのためには医療系の学校へ行かなければいけません。
介護職ならば働きながら資格を取得できますが、たとえば看護師や作業療法士となってくるとちゃんとした専門学校へ行かなければいけません。そして国家資格を取得するために三年ほど勉強する毎日です。
実家暮らしでもない限りは、なかなか学校なんて通えませんね。
しかし、ある程度の蓄えがあるのなら、区や市の補助金を活用する手もあります。
医療系や保育士などの資格をとるために必要な金額を補助してくれる制度があります。
学校に行っている間は保育園に預けられる
実家にいたとしても、ずっとご両親に子どもの面倒を見てもらうわけにもいきません。ご両親もまだまだ働いている方もいらっしゃるでしょう。
でも、医療系の学校に通っているという証明があれば、公立の保育園に預けることができます。
学業のために公立の保育園にあずけるには、決まった学校ではないとできません。つまり、一般の大学で文学部に通う、という理由では公立の保育園に預けることができないのです。
もちろん、自治体にもよりますが、ほとんどは待機児童が多い世の中です。
就業に直結しない学校へ通うのは、保育園に預けられない可能性があります。
ひとり親でも卒業できた学校を選ぼう
学校によってはいつでも見学が可能なところもあります。
まずは問い合わせて、見学にいってみましょう。
そして、必ず聞いてほしいのは、過去にひとり親でも卒業できた人がいたのかどうか、です。
その人がどのようにして卒業できたのかと詳しく聞くことができます。
医療系の学校で、三十路手前で入学してくることも珍しいことではないそうです。この世の中ですので、しっかりとした資格が欲しい人は増えてきています。