何故このような質問が転職面接でされるのか。休日の過ごし方を問われるその理由
転職面接では様々な質問をされますが基本的には経験者であることが多いことから職務経歴や実績、専門知識に関することなどを中心に聞かれますが、その他にも仕事に関する質問ではないことも聞かれる事があるでしょう。そしてその中のよくある質問として自分の休日の過ごし方を聞かれることが有ります。しかし何故仕事とは関係のない休日の過ごし方を聞いてくるのでしょうか?そこで今回は面接官が何故休日の過ごし方を聞いてくるのかその理由を話していきたいと思います。
どんな人物か探りやすい
まず面接というのは基本仕事ができる人かその会社にマッチしているのかを審査するものです。だからこそ仕事の話が中心になるのですが、「その会社にマッチしているか」に対してはただ仕事ができれば良いというわけではありません。会社に人を採用するということはこれから人対人の付き合いを始めていくということになります。そこでどんな人材なのかを探るのに一番手っ取り早いのが休日の過ごし方を聞いて仕事中以外の姿を把握してどんな人物かを探る意図が組み込まれています。
依存性の高い趣味などがないか
やはり休日というのは趣味を持っている人ならばその趣味に時間を使う人が非常に多いとされています。別に休日に社員が何をやろう勝手なのですが、もしその趣味が依存性の高いものならばそうとは言えません。たとえばパチンコや競馬などの賭けごとは一般的に依存性が高い趣味とされているのでお金遣いが荒い印象を持たれてしまいます。そのことから休日の過ごし方を問われた際は賭け事などの依存性が高いものは答えとして避けたほうが良いでしょう。
仕事に支障がでない休日の過ごし方をしているか
最後になりますが、もし月曜日から金曜日まで働き土日が休日だとしたら2連休できることになり、休日の過ごし方のバリエーションは増えることになります。そうなると2連休を家で寝て過ごす人もいれば、旅行に行く人、スポーツを楽しむ人など人それぞれですが面接でそのことを聞くことにより、そのような休日の過ごし方が仕事に支障がないか否かを探ることにもなります。しかしよほど印象が悪くなるような過ごし方でなければ、業務外のことなのですからマイナスポイントにはなりません。
まとめ
ここまで色々と話してきましたが、一見会社には関係のない休日の
過ごし方を面接官が聞いてくるのには様々な理由があります。休日というのは業務外でのその人姿や普段どんな生活をしているのか理解することに繋がり、そこから依存性のある趣味を持っていないか、仕事に支障が出る休日の過ごし方をしていないかなどをチェックすることができます。しかし休日はというのはあくまで業務外のことなのでよほど悪い過ごし方をしていなければマイナスポイントにはなりません。